私たちについて

私たちが求めること

私たちは学生が権利の主体として認められ、またすべての学生が包摂される場所としての大学を目指します。

国際卓越研究大学計画案について学生への説明をおこなうこと 東北大学は来年から国際卓越研究大学として認定され、さまざまな改革がおこなわれようとしています。しかし、大学本部は外部向けの説明資料を公開するだけで、私たち学生にどのような影響があるのかなどを一切説明してきていません。私たち学生は、大学の構成員として大学がどうなるのか知る権利があるはずです。大学への質問状を作成して、学生への説明を求めていきたいと思います。

ステルス値上げを止めさせること
2023年1月のテスト期間に、4月から英語Ⅲの授業で「e-learning教材」が導入されることが突然告知されました。学費をすでに支払っているにもかかわらず、全員が受講する英語の授業で追加で1万円もの教材費を取るのはおかしいんじゃないか、決定があまりに急で一方的だという指摘が学生から相次ぎました。これに反対する署名を集めたことが、学生ユニオン結成のきっかけとなりました。 「国際卓越研究大学」の計画案では、全学生に「国際経験の必須化」が課されることになっています。国際経験が留学なのか、それとも留学生と一緒の授業をとるだけでいいのかは不明ですが、仮に前者だとすれば学生の経済負担は一気に増えます。東北大学は東大を超えるプレゼンスを示そうとする中でさまざまな施策をおこなっていますが、それによって学生の負担が増加しないように見ていく必要があります。

柔軟性をもたせた学生への経済支援の確保
現在、大学に通うために経済的なハードルを抱える学生に対する救済制度は日本学生支援機構による奨学金があります。この奨学金システムは①判断条件が親の収入のみ②留年や成績不振で打ち切りという問題があります。これは、実家の収入は高いのに支援してもらえない人や、さまざまな理由から留年などをせざるを得なくなってしまった人が制度から零れ落ちるという問題点があります。東北大学独自に、こうした奨学金システムから零れ落ちる学生を救済するような支援できる枠組みを構築します。

大規模過去問システムの構築
学生による共同サービスとして、大規模過去問共有システムの構築を目指します。大学の単位は、過去問を見せてくれる人がいるかどうかの「友達ゲー」的なところがありますが、こうした要素を排除して、学生間の平等化を進めます。過去問共有システム以外にも、学生ユニオンのサイトにさまざまなツールを集約させていきたいと思っています。協力してくれる方やアイディアのある方はぜひどんどん共有してください。